信濃三十三カ所巡り6

 誤って消してしまったブログを再構築。何を書いたかは覚えていないのでほぼ写真だけの再掲載だ。

 その第1弾は信濃三十三ヶ所巡り。2016年のツーリングのメインテーマで、前回が5月26日だから久々の再開だ。今回は最南の札所、伊那市の第22番仲仙寺を訪ねた。

 辰野を抜けて伊那へ。途中義父の墓参りを済ませると、まずは大芝高原温泉大芝の湯に立ち寄った。ボリュームのある「から揚げ定食(700円)」を食べ、松林に囲まれて静かな雰囲気の湯につかった。露天もよかったが、内湯の乳白色のミルキーバスが気持ち良かった。
大芝温泉

▲大芝温泉

ボリュームのあるから揚げ定食

▲ボリュームのあるから揚げ定食
第22番仲仙寺(ちゅうせんじ)

 開創は816年、1613年建立の風格を感じさせる観音堂が本堂。 本尊は秘仏十一面観世音菩薩だ。ちょうど石段の工事が行われており、正面からは入れなかったが、正面には風格のある山門が建っている。
本堂(観音堂)

▲本堂(観音堂)

本堂側から見た鐘楼と山門

▲本堂側から見た鐘楼と山門

仁王門脇の広場から見た伊那谷の風景

▲仁王門脇の広場から見た伊那谷の風景

仲仙寺ホームページ:http://chusenji.or.jp

 次なる第23番宝蔵寺は丸子町になる。参拝を終えると県道203号を走り、市街地を見下ろしながら辰野へと引き返した。
県道203号は民家の間を抜ける狭いところもあるが、長めのいい道だった

▲県道203号は民家の間を抜ける狭いところもあるが、長めのいい道だった
第23番宝蔵寺(ほうぞうじ)

 丸子町を見下ろす岩山にめり込むように建てられたのが宝蔵寺、別名岩谷堂観音だ。もともと本尊の聖観世音菩薩は本堂の裏手の洞窟の中に安置されていたようだ。本堂を見下ろすように設けられた見晴台からは本堂越しに丸子の町がよく見える。木曽義仲ら平家討伐のためにこの地で戦勝祈願を行ったと言い伝えられており、義仲が馬で駆け上ったという「義仲馬大門」や手植えの桜「義仲桜」が残っている。
急な石段を登ると見上げるように山門が建つ

▲急な石段を登ると見上げるように山門が建つ

岩にめり込むように建つ本堂

▲岩にめり込むように建つ本堂

本堂奥が洞窟になっている。かつてはここに御本尊が安置されていたようだ

▲本堂奥が洞窟になっている。かつてはここに御本尊が安置されていた